やた日記

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Nintendo switch「ライザのアトリエ2 失われた伝承と秘密の妖精」レビュー

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 良かった点

・フィールドの表現力が上がっている(鬱蒼とした森など)

・アイテムリビルドで作り直せるし複製も出来るので調合がしやすい(前作にもあった要素です)

・戦闘のテンポが非常に良い(でもじっくり考えたい人には不向き?)

 

悪かった点

・主人公のライザとカメラの間に障害物があるとカメラがグイっと寄る、これが割と起こるので画面酔いしやすい

・文字が小さい

・敵が色違いばかりで全然代わり映えしないのでモチベーションが上がらない

アトリエシリーズ全般に言えることだが物語を壮大に見せたいんだろうけど描写不足

・難易度が個人的には一番緩かった、クリアまで誰も戦闘不能にならなかったし裏ボスも初見で倒せてしまった(ハードモードでクリアしました)

 

総評

長く続くシリーズなので戦闘システムや調合システムをテコ入れして飽きさせない工夫は素晴らしいと思うんですがそろそろ「ストーリー」や「演出」にも力を入れて欲しいなとつくづく思いました

特にいくらストーリーが良くてもそれを見せる演出がショボいと全然伝わってこないし・・・例えば作中で何か動きのあるイベントがあった場合画面が暗転してその後にキャラクターが説明する・・・これが多い、後は前作・今作でも物語に大きく関わる「フィルフサ」という魔物も全然脅威が伝わって来ないんですよ、これもキャラクターの説明はあるけど「描写が無い」

他にも昔に滅んだクリント王国も「なんか凄い技術を持ってた国」くらいしかないしぶっちゃけストーリーに「厚みが無い」んですな

けど毎年アトリエシリーズをリリースする事を考えると僕が思ってる以上に凄い事なんだと思います

ただ個人的には別に毎年じゃなくても2年に1度にしてもっとストーリー・演出に力を入れてくれたらなぁ・・・と思いました

 

74点(100点満点中)

                            クリア日2020.12.30